今回は「広島県介護予防研修相談センター」をご紹介します。(写真1)自宅のバリアフリー化や介護用具で悩んでらっしゃる皆さん、ここは必見です!!今回はセンターの了解を得て撮影しています。それではご案内いたします。 (写真をダブルクリックするとみやすく大きくなります。戻るときはブラウザの「戻る」で戻ってください)

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ほぼワンフロアーにありとあらゆる様々な介護に関する用具が展示してあり、体験もできるようになっています。もちろんこのセンターには理学療法士や作業療法士、また社会福祉士なども複数常駐してらっしゃいますので、様々な介護に関する困りごとも相談できる場所でもあります。ちなみに、ここに展示してある介護用品はメーカーさんが無償で提供されているとのことです。

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まずキッチンエリアです。テーブルの上にあるのは、ALSなどで言語が不自由になっても利用できるトーキングボード(写真2)です。また口を開けている女性の前にあるのは食事介助の道具です。(写真3)手が不自由になっても顎を置いている棒を少し動かすことで、おかずを選び口元に運んでくれます。ランチョンマットに並べてあるのは食事に使用する、障害別自助具の数々です。(写真4

福祉機器は高齢者の介護問題が深刻している現在では、ニーズが少ないわけではないものの、まだまだ全般的に価格は高く、気軽に買える物ではないのが現状。そんな中、最近では100円ショップでも介護用品コーナーができているのをご存知ですか?確かに粗悪で数回使うと駄目になったものもありますが、価格と品質を比べながら臨機応変に利用すればと思っています。たとえばこれ、ペットボトルオープナーなんですが、握力のない私にはとっても優れものです。(写真9)

写真7

写真6

写真5

ではフロアーに目を移しますと、電動ベットやリフト(写真8)、また簡単に移動できる簡易手すりもありました。

写真3

part2へ続く      ▲トップへ     ▲ちょこユニへ
あまりの写真の数なので2回に分けてご紹介し、今回はそのパート1!

写真9→

←写真8

次に、これは車椅子の高さに調節できる流し台、電動ボタン一つで微妙な高さ調節が可能です。(写真5)これなら健常者、車椅子ユーザーにかかわらず一台で利用できます。その流し台の上にあったのは、握力が弱くなっても使いやすい包丁です。(写真6)こ、これは知りませんでした。

流し台の隣には、櫛やブラシ、入浴ブラシなど、とにかくたくさんの小物が展示してました。(写真7)腕が上がらず自分で髪をとかすことができなくなっている私は「これ欲しい!」と絶叫しましたが、な、な、なんと5000円也・・・毎日使うものとはいえこの値段では、私買えません。