2018年7月21日(土)広島市南区地域福祉センター4階大会議室にて、「第14回定期総会及び2018年医療講演会」を開催しました。

12時30分より「第14回定例総会」が始まり、代表挨拶後、広島県・広島市・難病対策センターよりいただいた祝辞を読み上げさせていただきました。和久利運営委員の司会で、平岡山口県支部長により、2017年度の行事報告(案)及び決算報告(案)を、次に2018年度の行事計画(案)と会計予算(案)、役員(案)について報告し、すべて承認され第14回定例総会は終了しました。(写真1→)

総会終了後15分の休憩をはさみ、13時45分から当会名誉顧問で国立精神・神経医療研究センター病院 名誉院長の埜中先生が座長のもと、「2018年医療講演会」が始まりました。(写真2←)

今年は、東京女子医科大学 臨床ゲノムセンター所長・特任教授である斎藤 加代子先生による、「脊髄性筋萎縮症:治療の扉が開かれた」と題したご講演をいただきました。斎藤先生は長年、脊髄性筋萎縮症の研究一筋に歩まれ先生です。脊髄性筋萎縮症の治療の道が開かれ、遺伝子の配列に沿った治療が応用されることにより、ミオパチー疾患患者へも治療の道が拡大されることを期待される講演内容でした。(写真3↓・4↓)

講演終了後休憩をはさみ、3時から埜中先生を座長に、本日ご講演くださいました斎藤先生、当会を発会くださった医師で、当会顧問の片山内科クリニック院長 片山禎夫先生、広島西医療センター神経内科診療部長 渡辺千種先生、広島大学大学院 保健学研究科 保健学専攻森山美知子教授、うねだや社会保険労務士事務所 所長の畝田谷栄子先生、呉医療センター神経内科 倉重毅志先生に加え、当医療講演会に参加申し込みくださっていた広島西医療センターの古川年宏先生にも急遽ご登壇いただき、交流会が始まりました。参加者から寄せられた沢山の質疑に対し、先生方が丁寧にお答えいただきました。(写真5→)

今年も協賛企業として、フィリップス・レスピロニクス合同会社さんにご支援いただきました。また、今回のボランティアには広島市社会福祉協議会からのボランティアさん4名に加え、未来の医師、広島大学医学部医学科1年生の学生さん男女2名もお手伝いいただき、大変助かりました。
遠くは三重県、愛媛県、福岡県からも駆けつけてくださった会員・賛助会員に加え、一般の方含め参加者が80名余りとなり、盛会のうち無事に終了いたしました。

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