準備でバタバタしながらも何とかスタート

2021年3月27日(土)午後13時30分より、南区地域福祉センター4階会議室にて「おしゃべり茶話会」を開催しました。
コロナ禍で昨年は見送りしておりましたが、このたびはハイブリッド形式(対面開催とWEB開催の両方を合わせた開催方法)で行いました。

初めての試みということもあり、準備等に右往左往しましたが、会場ではWiFiモバイルをレンタルしてインターネットに接続したパソコン(ZOOMホスト)からプロジェクターに画面投影(共有)し、スマホとタブレットで会場参加者とZOOM参加者で会話を行う形で始まりました。

第一部 医療講演動画を視聴

まずは、第一部の木村先生の医療講演動画「HALロボットスーツを用いたリハビリの勧め」を皆さんで視聴しました。

身体を動かす、筋肉を動かすことが健康寿命を延ばしてくれるといったことで、HALを使った効果や低周波などのリハビリ機器、それから研究中の人工筋肉スーツのご説明をいただきました。
動画の最後には新型コロナウィルスに関してのこともお話くださっており、とても勉強になりました。
視聴のあと、皆さんに感想をお聞きしまして、HALの治験に参加されている方から「自分ではあまり感じないが、動画のように数値を示してもらうと効果が見えると思った。」とのことでした。
また、別の参加者からは、「シックスパッドのような低周波のものを、使ってもよいのか?」とのことで、病院の先生からは使ってはいけないと言われた。との意見もあり、これについては病院の先生によって見解があると思いました。

第二部 おしゃべり茶話会 悩みごとや言いたいことなど意見交換

その後、第二部のおしゃべり茶話会をスタートさせました。
ZOOM参加者から順番に指名させていただき、それから会場参加者にスイッチして自己紹介と近況などをお話いただきました。
お手伝いいただいた学生さんに会場参加者の前にスマホを片手に持ち歩いていただき、学生さんには大変お疲れになったことと思います。
一通り終えたあと、悩みごとや言いたいことなどの意見交換を行い、難病者に対する行政やケアマネさんの習熟度などの話があがりました。
ある事例では障害者手帳が申請できる状況にあるにもかかわらず、取り合ってくれずほったらかしになっており、おもいきり不利益をこうむる。こともあったようで、私たちとしては「訴えていく」ことが重要であることを確認しました。
あっという間に予定の2時間が過ぎ、ハイブリッドおしゃべり茶話会は終えました。
この度は会場参加者15名、ZOOM参加者10名の計25名で、京都、三重、山口、福岡からと多方面の参加をいただきました。

最後に、久々に集合写真を撮り、当会の今年度行事は無事終了しました。参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
次年度もどうぞよろしくお願いします。