暑い日が続きますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
熱中症にはお気をつけくださいませ m(__)m
さて、2023年7月29日(土)13時より、広島市南区地域福祉センター4F大会議室&リモートにて、ミオパチー(筋疾患)の会オリーブ第19回総会を開催しました。
まずはじめに当会代表の後藤より開会の挨拶のあと、運営委員の八塚、和久利で司会進行を、運営委員の森重より、第1号議案2022年度行事報告、第2号議案の会計決算報告いたしました。
会計監査報告を運営委員の菅田より行い、賛成多数にてご承認をいただきました。
その後、森重より、第3号議案2023年度活動方針(案)と第4号議案の会計予算(案)を、和久利より、第5号議案の役員案から報告し、こちらも賛成多数にてご承認いただきました。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。

医療講演会

休憩をはさみ、14時から、同じく会場&リモートで2023年医療講演会を開催しました。
あらためて当会代表の後藤から挨拶を行い、広島西医療センターの渡辺先生より柳井医療センター院長の宮地隆史先生のご紹介をいただきました。
その後、宮地先生より「難病患者の災害支援︰日頃から災害対策に関心を持ちましょう!」と題したご講演いただきました。

難病および災害対策とのかかわりから、難病患者それぞれの特性に配慮した独自の対策が必要なこと、災害対策基本法の振り返りとして個別避難計画の作成など、事前の災害対策が重要なことをご説明くださいました。

災害は「いつ」「どこでも」起こりえることを思うと、自助・共助に関係する人と一緒に「どうするか」を考える、ハザードマップの確認や薬・物品準備、避難場所や避難のタイミング、避難方法、避難支援者、避難手段の確保など。個別避難計画を作成しておくのが良いなと感じました。
宮地先生におかれましては、とてもわかりやすいご説明をくださり、誠にありがとうございました。

質疑応答・交流会

ご講演のあと少し休憩をはさみ、講師や弊会顧問の医師や社労士の先生方にご登壇いただき、渡辺先生を座長に「質疑応答&交流会」を行いました。質問票をあらかじめ受付でお渡し→回収し、リモート参加の方はチャットにて質問を受け付け、先生方にご回答いただきました。

活発な質疑応答のなか、最後に興味深い話を医師から聞きました。医療でも福祉避難所のような「避難病床」という名の病床区画を用意してきている病院が増えてきているとのこと。広島市だけでも福祉避難所が決定的に少ないなか、この情報は難病患者にとって有難いです。
時間の関係で、すべてのご質問に対応できなかったことお詫び申し上げます。
広島までご足労いただきました宮地先生、また、ご登壇いただいた顧問の先生方には大変お世話になりました。
あらためてお礼申し上げます。

最後に、当会山口支部長の弘中より閉会の挨拶を行い、第19回総会&医療講演会は盛会のうちに終えることとなりました。
会場&リモートにご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました!

ミオパチー(筋疾患)の会オリーブ
運営委員 八塚利彦