ちょっと古い話しで恐縮ですが、531日~61日、一泊二日で東京に行ってきました。用件は、広島難病団体連絡協議会の代表幹事としてJPA(日本難病・疾病団体協議会)総会出席と国会請願活動です。不安と期待が入り混じる3年半ぶりの上京です。

東京への移動手段、飛行機にすべきか新幹線にすべきか悩みましたが、どうしてもN700系のぞみに乗車したくて新幹線を選びました。何故乗車したかったかと言いますと、「N700系のぞみの多目的スペースすごかったですよ。従来より広くて快適。是非一度乗ってみてください」と谷口明広先生からその噂を聞いていたからです。

まずは、廊下から中を映した写真です。(写真1)ぱっと見たらそんなに変わらないじゃん!って文句を言われそうなので、外観の写真です。(写真2

写真3

お気づきになりましたでしょうか?このアーチ、アーチが味噌です。外から見たらこのドアの出っ張った、このアーチ分だけ中が広くなっているわけです。

あ、中のブルーのベンチシート、これ完全にベッドになるようです。でも、実は試してません。(-_-;)
折りたたみ椅子も1台備え付けてあり、荷物置き場に活用しました。
外観ドアの右端、室内にも同じような押しやすい開閉ボタンがあります。(写真3→)
あんまし関係ないかもしれませんが、携帯など充電できる差し込み口もありました。

それと長旅でしたので、どうしても障害者用のトイレを一度は利用しなければなりません。ただでさえ慣れない外出先でのトイレ利用は大変ですが、動いているトイレを利用するのは想像以上に疲れ、随分体力消耗してしまいました。
ま、そんなことはどうでもいいので本題に・・・。

廊下からトイレを映した写真です。(写真4↓)これまたさっきの多目的ルームと同じアーチドアだから広い!トイレの便器の高さは少々低い感じを受けましたが、その他はあまり変わり映えしないものでした。(写真5→

写真6

この写真(写真6)皆様どう思われますか?ドア右にあって、蛇口にシンク、まさしく手を洗う場所と思いませんか?私が何度も蛇口に手をかざしてみますが、水が出ないのですよ。おかしいなぁとよくよく目の前のプレートを読んでみると、なんとそれは「オストメイト用」のシンクだったのです!!

もう一度写真5に戻ります。よーく目をこらして見てください。便器向かって左手に手を洗うところがあるのです。皆さん用を足した後は便器横で手を洗い、その濡れた手の水が床面に落ち、それで床が濡れていたわけです。(最悪のことは想像せず、そう思うことにしましょう。)

しかしN700系の障害者トイレにオストメイト用設備が整備されていたのは正直びっくりでした。

おまけですが・・・バスの中からの撮影で映りがよくなくて申し訳ないですが、テレビでよく見ますこれが国会です。(写真7↓左)そして道路を挟み隣の建物、これが首相官邸です。(写真8↓中
国会議事堂の裏に衆・参議員会館があり、その2号館で「難病、長期慢性疾患の総合対策を求める国会請願集会」がありました。(写真9↓右

残念ながら議員会館は撮影禁止と言われ、バリアフリーチェックならずでした。

議員会館周辺は黒塗りの車が行きかい、どこかで観た顔の議員があっちこっち乗りこまれていました。日本にいてもここ永田町だけは別の空気が流れている、そんな印象を受けました。

以  上