最近、多忙で(ウソ!)旅行とかイベントに行ってないので、「またしても、トイレ」です。今回のトイレは、広島市の西隣の廿日市「あいプラザ」と、広島市にある「県社会福祉会館」のトイレ、こりゃ両方まずいなぁと思い掲載します。両会館とも市や県の社会福祉協議会が入居しています。

写真1

まず廿日市市のトイレ。まず驚いたのはとにかく広い!広すぎる!!広けりゃいいってもんじゃあないんです。そりゃ、車椅子ですから狭いより広いほうがいいですよ。でも、広くても使いでが悪かったら、それはそれ。いけません。
まず全体像がこれです。(写真1)洋式トイレの奥には、よく高速道路のパーキングエリア内に設置してあるベットまであります。ねー、広いでしょう

次にこの便器、背もたれや両サイドには手すりが設置してあるものの、縦の手すりがめちゃくちゃ短いです。(写真2)
この中途半端な長さでは、役にたちません。また、便器の用をたした後の水を流すボタンが後方にあるため、手が不自由な私では一人では押せません。(写真3)次に用を足し、手を洗おうとしたら、手が蛇口に届かず手が洗えないんです。(写真4)最後にトイレを出ようとドアセンサーに手をかさしたら、センサーの位置が高くこれも腕が上がらない私は手がかざせません。(写真5)

写真6

次に広島市の県社会福祉会館のトイレ。この建物自体、とっても老朽化していて身障者トイレも後づけしたもの。ですからそりゃ致し方ないのはあるけれど、使いでがとにかく悪い!
まず、これが全体像です。(写真6)は~、これもだだっ広いですね~、しかもまた縦手すりがありません。背もたれもなけりゃウォシュレットや温便座もない、いたってシンプルな便器です。(写真7)あ、トイレットペーパーが遠すぎて取るのが難しいですねぇ。(写真7)しかも両手すりが遠すぎて、手が手すりまで届かないです。(写真7)しかも、このトイレは女子トイレの奥にあるもので、アコーデオンカーテンを仕切って用を足さなければいけません。(写真8)そんな趣味はないかもしれませんが、ぱっと開けられる危険性もあります。このアコーデオンカーテン、広島駅新幹線口の身障者トイレを彷彿とさせます。

今回の事例は新旧建物ですが、それでもどちらも大変使いにくいトイレでした。トイレは基本仕様というか規格統一
があるようで、なく、障害により使いやすさも千差万別なのかもしれません。

ただ、身障者用トイレという限りには、障害者が最低限利用できるようなものにしてもらいたいものです。